コペンハーゲン・ニューハウン
TRAINING TOUR GUIDEBOOK | VOL.2

北欧保育視察研修
デンマーク・フィンランド

2026.9.6 SUN — 9.13 SUN / 8 DAYS
特集「実践に落とし込める学び」

保育先進国であるデンマーク・フィンランドの保育現場を実際に訪問し、子どもの自律を支える保育のあり方を、現場・経営・環境設計の視点から学ぶ視察研修。今回は保育施設に加えて、デンマークの小学校、フィンランドのファミリーセンター専門家によるワークショップが行程に入りました。就学前後のつながりや、園の外にある子育て支援の仕組みまで含めて見られる構成です。

ITINERARY

全体日程

日付をタップすると、その日の詳しい流れが開きます。
✈ フライトはSAS(スカンジナビア航空)にて手配済み(福岡⇄羽田はANA運航)。eチケット番号と予約番号は、別途おひとりずつご案内します。座席は日本〜コペンハーゲン間の各区間で指定済み。コペンハーゲン〜ヘルシンキ間の2区間はチェックイン時に自動で割り当てられます。
9/6の福岡空港、9/9・9/12のホテル出発はいずれも朝が早めです。集合時間・場所は別途ご案内します。現地スケジュールは調整により変更となる場合があります。
ACCOMMODATION

泊まる場所

住所欄は、タクシーやトラブル時にそのまま提示できます。
COPENHAGEN | 9/6 SUN – 9/9 WED・3泊

Bob W Østerbro

ボブ・ダブリュー・ウスターブロ ─ 元チョコレート工場を改装したアパートメントホテル

住所
Teglværksgade 31, 2100 København Ø, Denmark
IN / OUT
チェックイン 15:00〜 / チェックアウト 11:00
部屋
各自1室・キッチン付きスタジオタイプ/Wi-Fi無料/朝食なし(周辺カフェを現地でご案内)
アクセス
メトロM3線 Vibenshus Runddel駅から徒歩約7分
【出発前のお願い】事前のオンラインチェックインが必要です。
Bob W はフロントのないホテルで、オンラインチェックインを済ませないと部屋の解錠情報が発行されません。おひとりずつ専用のリンクをお送りしますので、9月3日(水)までにご自身でお手続きを(所要10分ほど)。パスポート番号のほか、ご自宅の住所を英語表記で入力する欄があります。手続きの中でメールアドレスを登録すると、部屋番号と入室コードがホテルからご本人に直接届きます。
HELSINKI | 9/9 WED – 9/12 SAT・3泊

Scandic Grand Central Helsinki

スカンディック グランド セントラル ─ 建築家サーリネン設計・1909年築の歴史的建物

住所
Vilhonkatu 13, 00100 Helsinki, Finland
IN / OUT
チェックイン 16:00〜 / チェックアウト 12:00
部屋
各自1室(吉村さまはお二人で1室)・朝食付き/Wi-Fi無料・サウナあり
アクセス
中央駅の東翼・徒歩約2分
ヘルシンキのホテルは通常のフロントがあり、現地でパスポートをご提示いただくだけで結構です(事前のお手続きなし)。※9/9は16:00チェックインのため、それまで荷物を預けて自由時間となります。
AREA

まちの位置イメージ

コペン
ハーゲン
★宿は市中心の北東・ウスターブロ地区(地元の人が暮らす落ち着いたエリア)。ニューハウン/ストロイエ(歩行者天国)/チボリ公園/中央駅は市中心部。
ヘルシンキ
★宿は中央駅すぐ。Oodi図書館・アテネウム美術館・大聖堂・エスプラナーディ通り・マーケット広場はすべて徒歩圏。スオメンリンナはフェリー15分。
※位置関係の簡略イメージです。現地でのナビはスマートフォンの地図アプリを。研修の訪問先には市外・郊外のもの(ラハティ市、エスポー、Bagsværdなど)が含まれます。
TRAVEL GUIDE

出発から到着まで

海外渡航がはじめての方・久しぶりの方向けに、当日の流れをまとめました。わからないことは当日その場で聞いていただければ大丈夫です。
1

福岡空港でチェックイン

パスポートを提示してチェックイン。スーツケースは通しの予約のため、原則コペンハーゲンまで預け替え不要です(カウンターで念のためご確認ください)。搭乗券は福岡→羽田、羽田→コペンハーゲンの2枚を受け取ります。

2

羽田で国際線に乗り継ぎ(1時間35分)

福岡からの便は第2ターミナルに到着し、コペンハーゲン行きは第3ターミナルから出発。無料の連絡バス(または連絡通路)で移動し、保安検査と出国審査を通過します。全員で一緒に動くのでご安心ください。

3

機内で約13時間

機内は乾燥し冷えやすいので、羽織り物とこまめな水分補給を。到着は現地の夕方です。機内ではしっかり寝ておくと時差調整がラクになります。

4

コペンハーゲンで入国審査(EES)

2026年4月から欧州の入国審査はデジタル化され、顔写真と指紋の登録があります。事前のオンライン申請は不要です。審査に時間がかかることがあるので、慌てず順番を待ちましょう。

5

荷物を受け取り、ホテルへ

ターンテーブルでスーツケースを受け取ったら、全員そろってホテルへ移動します。

入国審査で聞かれたら(英語例)─ 目的:「Sightseeing.(観光です)」/滞在日数:「One week.(1週間です)」/滞在先:ホテル名を見せればOK。このしおりの宿泊タブを提示すれば伝わります。
BEFORE YOU GO

出発前チェックリスト

ETIAS(欧州の電子渡航認証)は、今回の渡航では手続き不要です。2026年末の運用開始予定のため、現時点では申請そのものを受け付けていません。「今すぐETIASを申請できます」という非公式サイトにはご注意ください。入国時のEES(顔写真・指紋の登録)も現地の審査場でその場で行われるもので、渡航前の手続きはありません。
PACKING LIST

持ち物チェックリスト

あると便利
機内持ち込みの荷物に、1泊分の着替えと常用のお薬を入れてください。帰国便はヘルシンキからコペンハーゲンでの乗り継ぎ時間が50分と短くなっています。万一、預けた荷物が乗り継ぎに間に合わなかった場合、後日のお届けになる可能性があります。
海外旅行保険には必ずご加入をお願いします。保険料は参加費に含まれておりませんので、各自でのご負担となります。クレジットカード付帯保険を利用される場合は、治療・救援費用の上限額と適用条件をご確認ください。加入方法がわからない方は運営までご相談ください。
APPS

日本にいるうちに
入れておくアプリ

アプリ用途
DOT Ticketsコペンハーゲンのメトロ・バス・Sトレインの共通チケット
Rejseplanenデンマークの経路検索(乗換案内)
HSLヘルシンキ地域(エスポーを含む)の交通チケットと経路検索
VRフィンランドの鉄道。ラハティへの移動で使う場合があります
Googleマップ両都市の地図をオフライン保存しておくと、通信が不安定でも使えます
Google翻訳デンマーク語・フィンランド語をダウンロード。カメラで看板を訳せます
SAS/ANA遅延・搭乗口変更の通知。オンラインチェックインにも使えます
Woltフードデリバリー。両国に普及しており、疲れた夜に重宝します
交通系のアプリは、アカウント登録とクレジットカードの登録まで日本で済ませてください。現地で登録しようとすると、認証のSMSが届かない・決済が通らないといったことが起こりがちです。eSIMは購入とインストールは日本で、開通は現地に着いてからが手順です。
NORDIC ECEC

北欧保育を知る
─ 視察前の予習ノート

子どもの手の中の発見
デザインされた環境
自然の中の保育
DENMARK

前回の視察でわかった「3つの柱」

デンマーク保育の根幹にあるのは、「子どもは、自ら育つ力を持った有能な存在である」という社会全体に根差した信頼です。前回(2025年6月)の視察では、それが次の3つの柱で形になっていることを学びました。今回はこの視点を持って現場を見ると、発見が深まります。

① 主体性を中心に据えた保育観─ 活動内容や遠足の行き先を子どもの投票で決める園、本物のノコギリやナイフを使わせる園。「危ないからダメ」ではなく、リスクを自分で判断する力を信じて任せる文化。

② 環境という名の「第3の保育者」─ おもちゃをあえて減らす「Less is More」、集中できる空間の区切り方(ゾーニング)。自由は放任ではなく、緻密にデザインされた環境に支えられています。

③ 「個」ではなく「チーム」で支える文化─ 保育の専門職「ペダゴー」を中心に、心理士など多職種で一人の子どもを支える。保護者も「お客様」ではなく対等なパートナー。

デンマークは「森のようちえん」発祥の地ともいわれ、自然の中で過ごす保育も大きな特徴。今回は9/8午後に小学校(Bagsværd Skole)を訪問します。園で育った主体性が学校でどう引き継がれるかは、日本の保幼小接続を考えるうえでの見どころです。

FINLAND

「街ぐるみ」で子育てを支える国

今回が初訪問となるフィンランド。「世界一の教育」と呼ばれる学校教育の土台には、乳幼児期からの切れ目ない支援の仕組みがあります。

ネウボラ─ 妊娠期から就学まで、同じ担当者が家族を継続して支える無料の相談拠点。近年は保育園・専門家と一体になった「ファミリーセンター」として街の中に置かれる形も広がっています(9/10午後に担当者のお話を伺います)。

就学前教育(Esiopetus)─ 6歳の1年間は義務的な就学前教育。「ゼロ年生」とも呼ばれ、遊びと学びの境界をつくらないのが特徴。9月は新年度が始まり子どもたちがリズムに慣れてきた、視察に最適な時期です。

遊びを通した学び─ 国のカリキュラムが「遊び」を学びの中心に位置づけ、保育者は大学等で養成される専門職として社会的信頼が厚い。

公共空間も「子育ての場」─ 図書館やファミリーセンターなど、街全体が子どもと家族の居場所として設計されています。Oodi中央図書館はその象徴。

視察のコツ:「うちの園なら、どこから取り入れられるか?」という問いをひとつ持って現場に入ると、今回のテーマ「実践に落とし込める学び」につながります。9/11午後のPirjo先生のワークショップは、2日間の視察を振り返って整理する場になります。

CITY GUIDE

ふたつの国を知る・楽しむ

ニューハウン
COPENHAGEN

「ヒュッゲ」の国

アンデルセン童話を生み、世界幸福度ランキングの常連でもあるデンマーク。その暮らしを表す言葉が「ヒュッゲ(hygge)」=居心地のよい時間を大切にする文化です。キャンドルを灯した室内、余白のある働き方、市民の足である自転車──「子どもを信頼する保育」の土台には、この生活文化があります。街を歩くこと自体が保育の背景理解につながります。

夕方や空き時間に:カラフルな港町ニューハウン/歩行者天国ストロイエでのウィンドウショッピング/世界最古級の遊園地チボリ公園(夜のライトアップが見事)/ホテル周辺のウスターブロ地区は、地元の人が暮らす落ち着いたエリアで公園やカフェ巡りに最適。9/7午後は市内散策の時間があります。

HELSINKI

サウナとデザインと教育の国

サウナ発祥の地であり、ムーミン、マリメッコやイッタラに代表されるデザイン大国。そして「世界一の教育」と呼ばれる学びの国です。図書館は「静かに本を読む場所」ではなく市民の居場所として設計され、その象徴が中央駅前のOodi(中央図書館)。フィンランドが大切にする価値観が凝縮された空間で、視察の序盤に訪れると国の理解が一気に深まる場所です。

9/9の自由時間おすすめ(ホテルは中央駅前で全て好アクセス):Oodi中央図書館(徒歩数分・無料)/エスプラナーディ通りとマーケット広場の散策/マリメッコ・イッタラ本店でのお買い物/世界遺産スオメンリンナ要塞(フェリー約15分)/公衆サウナ体験(Löyly・Allas Sea Pool など)。移動疲れが出る日でもあるので、無理せずホテルで休むのも立派な選択です。

9/9はホテルのチェックインが16:00から。到着後は荷物を預けてから出かけると身軽に動けます。※自由時間の行動は任意です。グループで動きたい方は当日声をかけあってください。引率もおすすめをご案内します。

LOCAL BASICS

現地で困らないための基礎知識

  • お金のこと

    ・両国とも世界屈指のキャッシュレス社会。屋台やトイレまでカード払いが基本で、現金の両替はほぼ不要です
    ・タッチ決済対応のクレジットカードを2枚以上(紛失・エラー時の予備)
    ・カードの暗証番号(PIN)を出発前に必ず確認
    ・チップの習慣は基本的にありません
  • 通信のこと

    ・eSIMまたはモバイルWi-Fiがあると安心。ホテルは無料Wi-Fiあり
    ・連絡はグループLINEで行います(詳細は別途ご案内)
  • 生活のこと

    ・水道水は超硬水のため、飲み水はミネラルウォーターの購入を(スーパー等で入手できます)
    ・お店の閉店は早め(18〜19時頃)。日曜休みの店も多め
    ・物価は日本より高め。外食は1食2,000〜4,000円程度が目安
    コペンハーゲンの3泊は朝食が付いていません。ホテル周辺のカフェやスーパーを(ヘルシンキは朝食付き)
  • 安全のこと

    ・両国とも治安は世界トップクラスに良好。ただし観光地・駅ではスリに注意(かばんは体の前に)
    ・緊急時は112(警察・救急・消防共通)。まずは引率の平田・奥屋へご連絡ください
デンマークフィンランド
時差日本 −7時間(夏時間)日本 −6時間(夏時間)
通貨クローネ(DKK)※ユーロ不可ユーロ(EUR)
言語デンマーク語(英語OK)フィンランド語(英語OK)
気候日本の晩秋のイメージ。日中15〜18℃・朝晩10℃前後。雨が急に降るため、雨具と重ね着できる服装を
保育施設・学校の訪問では、写真撮影は必ず現地の許可を得てから。子どもの顔が写る写真の撮影はお控えください。
REFERENCE

前回の実施報告

前回(2025年6月)のデンマーク視察の実施報告を公開しています。研修のイメージづくりに、お時間のあるときにご覧ください。

社長ブログ vol.1「子どもの主体性」について学んだ3つのこと
社長ブログ vol.2 デンマーク保育の質を支える「理念・実践・土台」の三層構造
社長ブログ vol.3 日本の保育者の悩みに、デンマークがくれた具体的ヒント
訪問レポート(前回訪問の8施設)

▶ 実施報告のトップページを開く

今回の研修も、帰国後に同じ形式で視察レポートを作成・共有する予定です。事前学習会の録画と要約資料は後日お配りします(ご参加は不要です)。
CONTACT

緊急連絡先

緊急時はまず引率の平田・奥屋へご連絡ください。
FEE

費用について

PROGRAM FEE
550,000円(税別)
内訳:基本参加費 500,000円 + フィンランド研修調整費 50,000円(いずれも税別)
参加費に含まれるもの 視察調整費・現地コーディネート料/添乗・手配サポート/公式リフレクション・ディナー(1回分) 参加費に含まれないもの(各自負担) 航空券・宿泊費/海外旅行保険料/日常の飲食代/現地交通費(実費分)
オプション:移動や手配にご不安のある方向けに、福岡空港から全行程同行・手配代行(30,000円・税別)をご用意しています。お支払い方法・キャンセル規定については、別途ご案内します。